アイドリングストップ車は壊れやすい?実際に5年間所有した感想
アイドリングストップ車は、通常のアイドリングストップなしの車に比べて
故障しやすいということが一部で言われているようです。
しかし、実際にアイドリングストップ車を所有して、毎日使っていれば分かることですが故障はほとんどありません。
どうして、アイドリングストップ車は壊れやすいと言われるのかをお伝えしていくことにしましょう。
- アイドリングストップ車は壊れやすい?
- アイドリングストップ車はバッテリーが上がりやすい?
- バッテリーが上がった場合の対処
- 実際に5年間アイドリングストップ車を所有した感想
- アイドリングストップ作動後に動かなくなることはある?
- アイドリングストップは本当にランニングコストが安くなる?
- まとめ
アイドリングストップ車は壊れやすい?
筆者のミライースはアイドリングストップ車ですが、これまで、故障という経験はほとんどありません。
筆者が長期間入院して車を動かしてもらえる人がいなかったため、バッテリーが上がってしまったということはありました。
勘違いをしてはいけないのはアイドリングストップなしの車でも長期間動かさなければバッテリー上がりはしますよ。
過去に筆者は脱腸手術のために、1ヶ月ほど病院に入院をしていたことがあります。
そのときに、バッテリーが上がったくらいですね。
それでも、バッテリー上がりで動かなくなるまで3年もっています。
バッテリー上がり以外は、トラブルというトラブルは起きていません。
とはいえ、バッテリーは消耗品なので、故障というのは少し違いますけどね。
つまり、アイドリングストップ機能が付いているからと言って、
壊れやすいのかと言えば、全くそうではないということになります。
アイドリングストップ車はバッテリーが上がりやすい?
少なくとも、筆者のミライースに限っては、バッテリーの寿命は通常の軽自動車と変わりはありません。
ミラを所有していたころもバッテリーは3年で交換していました。
MRワゴンに乗っていたころもやはり、3年で交換しているのです。
つまり、アイドリングストップ車だからと言って、自称業者が言う「短寿命」ということはないと言えます。
それでも、過激整備にならない程度に、2年で交換等いうのは目安としておいたほうがよさそうですね。
1年でバッテリー交換をするというのは過激整備になるしお金の無駄ですよ。
バッテリーが上がった場合の対処
バッテリーが合があって動かなくなった場合は、保険で対処するかバッテリーを買ってきて自分で交換するしかありません。
バッテリー交換は自分でも交換ができますが、最近の車はパワーウインドウの初期化が必要になります。
少し、交換がややこしくなっていますが、ネットで調べながら行うと良いでしょう。
バッテリー交換後にアイドリングストップ機能が動作しなくなる場合もありますが、
一定の距離を走っていると動作するようになります。
実際に5年間アイドリングストップ車を所有した感想
アイドリングストップ車を所有していますが、ミライースは2022年で10年目に到達するらしいですね。
筆者のミライースは5年落ちの中古車でしたが、あれから、もう5年が経過しているとは時が流れるのは早いものです。
今年で、筆者のミライースは新車登録から10年が経過していますが、ガタが来ている感じはしません。
とくに、「アイドリングストップ車はセルモーターが弱い」と言われていますが
セルモーターも異常は見られません。
バッテリーも2回交換した程度で、特にこれというトラブルは無いです。
誤解を生むネット記事は多数あるようですが、ミライースを中古で買って5年間。
ネットで言われているような症状は、全くありません。
アイドリングストップ車のバッテリー交換のタイミングや、値段などは以下のページで詳しく紹介しているので読んでみてくださいね。
アイドリングストップ作動後に動かなくなることはある?
アイドリングストップ車が出始めた当時は、アイドリングストップ後の再始動の時にエンジンは始動するのかどうか不安に感じている人は多かったです。
その理由としては、バッテリーが弱くなっている時の、エンジン再始動が困難になり信号待ちで停止してしまうということでした。
しかし、初期型の筆者のミライースを例にしても取扱説明書を参考にする限りでは
バッテリーが弱くなるとアイドリングストップは作動しないということでした。
さらに、インジケータの「アイドルストップ」というランプが、オレンジ色で点滅して運転手にバッテリーが弱くなっていると警告するのです。
そうした、インジケーターのランプが光ると、「あ、故障した」と思う人も多かったかもしれませんね。
外車でも多いのですが最近の国産車でも、警告ランプもインジケーターの中で光ることもありますが、故障を意味しているわけではありません。
アイドリングストップは本当にランニングコストが安くなる?
さらに、工賃もアイドリングストップ無しの車よりも高くなるケースもあるようです。
それだったら、自分で安いバッテリーを見つけて、自分で作業をすれば、かなり費用を安く抑えることができるでしょう。
エンジンオイルに関してもミライースの取扱説明書を見る限りでは「シビアコンディション:5,000キロ」「通常:10,000キロ」となっています。
つまり、通常の走行で年に1万キロ走行の場合はエンジンオイルの交換は1年に1回ということになです。
1万キロの場合はエンジンオイルとオイルフィルターをセットで交換することをおすすめします。
シビアコンディションは渋滞の多い道を走行する場合や短距離運転のことを言います。
筆者を例にすれば、通勤だけにしか使用しなくて自宅から会社まで、片道13キロの場合は、これもシビアコンディションになります。
人によってもシビアコンディションの境界線は違うかもしれませんが、筆者の場合は片道20キロから通常の走行と考えています。
つまり、ミライースを例にすると、以下の通りです。
・シビアコンディション:5,000キロ
・通常:10,000キロ
エンジンオイルの交換にしても自分の走り方によって、シビアコンディションか、そうではないのかを見極めることでランニングコストを抑えることも可能になるでしょう。
ランニングコストに関しては車の状態や使用状況によっても大きく異なるので「これが正解」というものはありません。
エンジンオイル交換については、以下のサイトが詳しく紹介されていたので
参考にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
それは、アイドリングストップ機能が、付いていない車でも同じことが言えます。
アイドリングストップ車が壊れやすいというのは、消耗部品が短寿命だからということが理由だと思われます。
しかし、本来のあるべき姿が「消耗部品が劣化したら交換」ということなので、「○○の車は壊れやすい」という慎重な考えで車の点検をすれば長く乗れる可能性も高くなるでしょうね。
劣化したエアクリーナーを新品にすると燃費は改善する?実際に試してみた
車を使用していると燃費が悪くなっていくこともあります。
確かに、道路状況や運転方法でも燃費は大きく変化しますが、それには限界というものがありますし消耗部品が劣化しているとどんなにエコな運転を心がけても無理が出てくるのです。
本記事では、劣化したエアクリーナーを新品に交換すると、本当に燃費は良くなるのかどうかについてお伝えをしていきます。
- そもそもエアクリーナーとは?
- 劣化したエアクリーナーは燃費が悪化する原因
- 劣化したエアクリーナーを新品に交換すると燃費は良くなる?
- キノコ型アクリーナーでも燃費は良くなる?
- 純正タイプと剥き出しエアクリーナーはどっちが良い?
- エアクリーナー交換は自分でもできる?
- まとめ
そもそもエアクリーナーとは?
エアクリーナーを簡単に言えば、エンジン内部に異物が入ってこないようにするためのフィルターです。
エンジン内部は、ちょっとしたホコリが入っただけでもエンジントラブルを引き起こす可能性があるくらいデリケートなのです。
ダイハツの新型軽自動車に使われるエンジンはKF-VEですが、レゾネーターチャンバーが取り付けられています。
これは、騒音を軽減するためです。
レゾネートチャンバーを取り外すと加速が良くなりますが、その代わり、エンジン音が大きくなります。
劣化したエアクリーナーは燃費が悪化する原因
エアクリーナーは異物を排除しているので、吸入している側のフィルターを見ると黒く汚れているのです。
エアクリーナーを交換しないで乗り続けていると燃費が悪くなり加速も悪くなるのです。
エアクリーナーの値段は高く無いですが、それでも費用をケチろうとする人もいます。
メンテナンス費用をケチったツケは、燃費悪化と加速が悪くなることで返ってきます。
劣化したエアクリーナーを新品に交換すると燃費は良くなる?
劣化したエアクリーナーを新品に交換すると燃費は良くなります。
劣化したエアクリーナーは異物によって小さな通気口が塞がれた状態になるので
エンジン内部に入る空気も通常よりも少なくなるのです。
その結果、加速が悪くなり燃費も悪くなります。
ですが、新品のエアクリーナーは劣化したエアクリーナーに比べて空気がエンジン内部に入りやすくなっているので、加速が良くなり燃費も良くなるのです。
キノコ型アクリーナーでも燃費は良くなる?
キノコ型エアクリーナーは「毒キノコ」とも呼ばれるようになっていますが
空気が悪い地域に住んでいるとキノコ型エアクリーナーは微粒子をガンガン吸い込むことになります。
キノコ型エアクリーナーに交換した当初は燃費も良好で加速も満足するくらいになるでしょう。
ですが、微粒子がエンジン内部に入り込むようになるため、エンジンの寿命が徐々に短くなっていくのです。
キノコ型エアクリーナーは純正のエアクリーナーと比べて空気流入量が多いです。
普通は目に見えないクリライの小さな通気口ですが、キノコ型エアクリーナーの場合は肉眼で確認できるほどのものもあります。
それでもキノコ型エアクリーナーで満足する加速を体感したいなら、マフラーも交換したうえで、燃料などの調整も何らかの製品を使い行う必要があります。
10年前の話になりますが、筆者は燃調コントローラーを買ったうえで、
エアクリーナーとマフラーを交換したことがあります。
「燃調コントローラー」「エアクリーナー」「マフラー」の3点セットで買って
部品代だけで10万円近くのお金が飛んでいきました。
とはいえ、これは軽自動車のチューニング部品の費用だったので、乗用車だったら20万は超えていたのではないでしょうか。
軽自動車だからこそ気軽にチューニングできるというメリットもあるのですが、中途半端にチューニングをして車を壊す結果になるのは悲しい結末としか言えません。
大切な愛車が壊れないためにも、チューニングはトータルバランスで考えて行う必要があるのです。
純正タイプと剥き出しエアクリーナーはどっちが良い?
結論を言えば、純正交換タイプのエアクリーナーの方が、明らかにマシだと言えます。
キノコ型エアクリーナーは「剥き出しエアクリーナー」とも呼ばれ市販されていますが、現在の筆者は見向きもしない製品です。
まあ、筆者が若かりし頃は喜んで買っていたのですが、今は、車のことを考えると買うことはできませんね。
純正交換タイプは普通の純正品エアクリーナーと同じように交換するだけなので
手間や技術などは不要です。
ミライースのようなKF-VE型のエンジンなら工具は一切不要と言えます。
筆者はDスポーツのエアクリーナーを使用していますが、純正品に近いのでマフラーまで交換する必要はないのです。
体感速度については微妙にDスポーツのエアクリーナーに交換している方が加速は良いように感じます(気がするだけ)。
燃費については、純正品エアクリーナーだったときと同じなので燃費は上がらないでしょう。
とはいえ、劣化したエアクリーナーと比較する場合は
加速も燃費もメチャクチャ変わりますけどね。
エアクリーナー交換は自分でもできる?
車のエアクリーナーの交換は自分で交換ができます。
最近の車の場合は、特に特別な知識は不要で、工具なしでもできる車種も存在しているのです。
筆者が所有しているミライースの場合を例にすると、工具なしでもエアクリーナーの交換は可能。
実際に交換をしてみると、1分で交換できました。
とはいえ、慣れていないと時間はかかるものの、
それでも、付くようにしか付かないので失敗は少ないと言えます。
無理にハメようとすると、取り付けることができない場合が多いので
しっかりとハマらない場合は、裏表が逆になっている可能性もあるかもしれません。
KF-VE型エンジンの場合は、裏表が分かるようになっているので
間違うことは少ないでしょう。
まとめ
劣化しきったエアクリーナーでは本来の性能を発揮することができません。
なので、燃費を気にするなら新品の純正タイプのエアクリーナーに
交換したほうが燃費が良くなるということになります。
長いこと車のエアクリーナーを交換していないというなら、点検をして汚れていたら交換してみてはいかがでしょうか。