アイドリングストップ車のセルモーターの寿命は?交換タイミングってある?
アイドリングストップ車のセルモーターは通常の車よりも寿命が短いと言われています。
しかし、本当に寿命が短いのでしょうか?
筆者の経験をもとにアイドリングストップ車のセルモーターは寿命が短いのかについてお伝えしていきます。
- アイドリングストップ車のセルモーターは壊れやすいって本当?
- 余り知られていないセルモーターの交換時期
- アイドリングストップ車のセルモーターが故障した場合の症状
- セルモーターの交換費用はいくら?
- まとめ
アイドリングストップ車のセルモーターは壊れやすいって本当?
しかし、メーカーもアイドリングストップ車専用にセルモーターは、強化しているので通常の車よりも故障しにくい仕様となっているはずです。
セルモーターの故障で多いのがブラシの摩耗です。
とはいえ、筆者のような車好きにしてみれば、これは「消耗」であり「故障」ではありませんけど一般的には故障という分類にされています。
セルモーターのブラシというのはモーターのコイル部分に電気を流すためのパーツを言います。
ブラシが摩耗していくと出コイルに接触する部分が少なくなりコイル部分に電気が流れにくくなるのです。
使用頻度が高い場合は、通常の車でもセルモーターは故障する可能性は非常に高くなるでしょう。
勘違いをしている人も多いのですがセルモーターは一つの消耗部品で永久に使えるパーツではありません。
余り知られていないセルモーターの交換時期
セルモーターは消耗部品ですがメーカーは交換指定をしているケースが少ないのが現状ですね。
セルモーターの交換時期は一般論として以下のようになっています。
・走行距離:10万km(最新モデル車の場合20万km)
もちろん、10年未満でも走行距離が10万kmに達すると交換時期と考えるほうが良いでしょう。
多くの人は、セルモーターが故障するまで交換をしないことが多いですしディーラーも
消耗品と考えていないので「壊れてから持ってきて」と言われますね(苦笑)。
本来は消耗部品なので10年か走行距離10万kmのどちらか早いほうで
交換をするほうが良いと言えるでしょう。
アイドリングストップ車のセルモーターが故障した場合の症状
ただ、本記事では一般的にセルモーターが故障したときの症状を簡単にお伝えしていくことにしましょう。
セルモーターの故障の原因には、パーツの固着のせいでセルがまわらないこともあります。
ほかにも、ギアのかみ合わせが上手くできなくてセルが回らないということもあるのです。
バッテリーの電力を計測できるものを持っている場合は 簡単に計測が可能です。
セルモーターの交換費用はいくら?
セルモーターが故障して動かない場合はレッカー移動をしないといけません。
自動車保険の会社によってはレッカー移動も保険内容の一部としているケースもあります。
車が動かない場合は契約している保険会社に電話をして最寄りの整備工場にレッカー移動ができるかを聞いたほうが良いでしょう。
とはいえ、自分でキーをしつこく回していると偶然的にエンジンが始動することもあります。
「直ったぁ!」と喜んでしまうかもしれませんし余計な費用が不要になったと思うかもしれません。
しかし、一時的にエンジンが始動しただけかもい知れないので
一応、ディーラーなどや整備工場に持っていきみてもらうようにしたほうが良いでしょう。
行きつけの修理工場やディーラーならリビルト部品を自分で買ってきて持ち込みで
修理をしてもらうという方法もあります。
ただ、初めて行くようなディーラーや修理工場の場合は、持ち込みで修理してくれる可能性は極めて低いです。
初めて修理にもっていく場合は、ディーラーよりも整備工場のほうが修理費用は安く抑えられることが多いです。
整備工場の場合はリビルト部品と交換をしてくれる可能性が多いので、修理費用はディーラーよりも安くなります。
もし、セルモーターを修理するという場合は近くの整備工場を見つけ出して修理してもらうと良いでしょう。
まとめ
これまで、セルモーターの故障で、悩むことはありませんでした。
アイドリングストップ車のセルモーターはエンジンの始動・停止が頻繁に繰り返される想定で開発されているパーツです。
なので、通常のセルモーターと同じように考えてしまうのはちょっと違うのではないかと筆者は思います。
もし、セルモーターの故障で悩んでいるなら整備工場に持って行ってみてもらうほうが良いでしょう。