エコカーのブログ

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ミライースは燃費が良い!評価と評判も紹介

ミライースダイハツエコカーであり 「e:Sテクノロジー(EnergySaving Technology)」を採用したガソリン車です。

また、ミライースは省燃費性能を実現しているうえに 低価格を両立しているなど新たなジャンルを切り開いたモデルと言えます。

本記事では、ミライースがどういう車なのかや モデルチェンジ前とモデルチェンジ後の燃費なども 口コミを参考にして紹介をしていきます。

ミライースってどんな車?

ミライースは最下級グレードは100万円未満で買うことができる 最も安い車とされています。 上級グレードとなれば、100万円を超えてしまいますが 低燃費で安い軽自動車を求めているなら ミライースは最適な車だと言えるでしょう。

 

ミライースダイハツだけではなく「トヨタ」「スバル」にも OEM供給しているのです。

2017年にフルモデルチェンジをして 安全装備などが装着されたモデルが登場しました。

フルモデルチェンジ後に値段は上がったのですが それでも車両本体価格84万2400円(B・2WD車)という値段で販売されています。

ミライースは燃費がかなり良いですが ハイブリッドでもプラグインハイブリッドでもありません。

普通のガソリン車なのです。

徹底的な軽量化がされたミライース先代モデル比80kg減の軽量化を実現しました。

走りの質も磨かれた上に 先代モデルの燃費と同じで「35.2km/l」となっています。 走りについては街乗りなら ストレスは感じないくらいのレベルです。

 

ミライース(LA300S)の評価

筆者は実際にミライース(LA300S)を所有し 毎日の通勤に使っています。 総合的な評価を最初にさせていただくと 一般的なノンターボの軽自動車です。

 

特別に加速が悪いとか、発進が遅れるということは ほぼありません。

ただ、「発進」についてはアイドリングストップが変な時に作動して 運転の邪魔をすることが不満点ですね。 それ以外は、特に不満はありません。

 

【ミライース(LA300S)】エクステリア

丸っこい外見は「カッコイイ」ではなく 「可愛らしい」と言ったほうが正しいかもしれません。 初代ミライースは女性をターゲットにしているのかと思うくらい 見た目が可愛らしく感じるのです。

 

ミライースのエクステリアは、メーカーが風洞実験をして 最も燃費が良くなるであろうボディ形状にした状態が 丸っこい感じのエクステリアとなったのでしょう。

販売された当時は「徹底的な軽量化」「デジタルメーター」が 筆者としては魅力的だったので購入した決め手となったのです。

【ミライース(LA300S)】インテリア

正直に言えば、プラスチッキーな、ドア周りとダッシュボード。 これだけでも「ザ・軽自動車!」ですが デジタルメーターで未来的な車という印象を与えます。

 

車自体は、恐らく未来的なイメージで開発されたのだと思いますが 内装の安っぽさは拭うことはできません。

「ミライースは手抜きの車」と言っている人もいるのですが 決して手抜きをしている車ではないのです。

初代ミライースもグレードによってメーターの色に違いがあり 差別化をしているのです。 また、上級グレードにはオートエアコンと シートヒーターを装備されています。

 

「ミライースは営業車だろ?」という意見もありますが 決して、営業目的だけに使われる車ではありません。

ミライースのインテリアはシンプルで何も無いですが 社外品を取り付けることによって 自分だけの個性的な一台に仕上げることもできるのです。

とはいえ、ノーマル状態のミライースのインテリアは お世辞でも「カッコイイ」とは言えません(笑)

【ミライース(LA300S)】安全性能

少なくとも筆者のミライースには「安全装備」というものは 一切取り付けられていません。 当時の新車の上級グレードを見ても 安全装備というものはないようですね。

 

筆者的に、安全装備に頼る運転は逆に危険なので 安全装備のない車によって常に緊張感を忘れない運転をしたほうが 逆に安全ではないかと思うのです。

ミライース(LA350S)の評価

2022年4月現在では、現行型ミライース(LA350S)ですが 試乗で乗ったことがあります。

モデルチェンジ後のミライースはフルモデルチェンジされて 見た目が、とてもカッコよくなりました。

【ミライース(LA350S)】エクステリア

とくに、エクステリアに関しては さりげなく「カモメルーフ」を採用したり 「エアロスタビライジングフィン」が採用されたりしています。 ただ、今どきのトヨタ車のようにテールランプに付いているのではなく フェンダーの上くらいのところに付いている感じです。

 

分かる人には分かるかもしれませんが 分からない人には分からないかもしれません(笑)

エクステリアについては「これぞ、エコカー」的な印象から スポーティな印象に生まれ変わった感じがします。

筆者は個人的に現行型ミライースのほうが 好みのタイプになりますね。 リアゲートスポイラーが標準装備になって よりカッコよくなりました。

 

ただ、一部分にカーボンが使用されているらしいので 磁石が付かないというデメリットもあります。

初心者マークを取り付けたいときは 取り付けるところに困るかもしれません。

【ミライース(LA350S)】インテリア

エクステリアは、かなり印象が変わりましたが 内装も、かなり変化しています。 一番わかりやすい変化は、運転席と助手席に カップホルダーが標準装備されたということです。

 

他にも細かい部分が変更されていますが メーター部分も、かなりパワーアップした感じになっていますね。

現行型のミライースのインジケータは かなりカッコイイと筆者は思います。

【ミライース(LA350S)】安全性能

現行型ミライース(LA350S)は スマートアシストⅢが全車標準装備となりました。 おかげさまで、ミライースの新車価格が 初代の新車価格に比べて少し値上がりしているのです。

 

スマートアシストⅢとは、車の周囲を認識して 危険が迫ってくると運転手に警告をしたり緊急でブレーキをかけて 安全を支援してくれる機能のことです。

スマートアシストⅢには、以下のような機能があります。

・衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能 ・誤発進抑制制御機能(前方、後方) ・車線逸脱警報機能 ・先行車発進お知らせ機能 ・オートハイビーム

 

スマートアシストⅢはダイハツが開発した 予防安全機能の名前ですが一般的に「スマアシ」と呼ばれています。

ミライース(LA350S)に搭載されているスマートアシストⅢは 2012年に登場したスマートアシストの進化版と言っても良いでしょう。

2016年にはレーザーレーダーと単眼カメラの検知システムを廃止して ステレオカメラで検知するようになりました。 ミライース(LA350S)は、安全装備についても 抜かりは全くありません。

モデルチェンジ前とモデルチェンジ後の燃費の評価は?

ミライースでも初代とモデルチェンジごとでは 大きな差があります。

また、初代ミライースと言ってもマイナーチェンジを 何度か繰り返すたびに燃費も向上しているのです。

なので、初代ミライースというのは筆者が所有している 1番最初に販売されたモデルの燃費の評価をしていきます。

LA300Sミライースの燃費

一般道でのミライース(LA300S)は 筆者の場合は調子が良い時で「28.2㎞/L」です。 外気温によりますが場合によっては 「21.6㎞/L」でした。

 

ただ、筆者の燃費計測は平坦な道であり 渋滞のない道での計測です。

筆者の意見だけだと「嘘ついているんじゃないの?」と そう思われるかもしれないのでみんカラでの意見も紹介しましょう(笑)

 
だいたい21前後ではあったんですけど…坂とかは力なくて結局ベタ踏みなので、場合によっては18とかになります。 坂よく通る人はターボ車がほんとにいいと思います、燃費的にも。笑 オイル交換の前後は結構力の違いハッキリわかります!笑
 
燃費は言うまでもなく 発売当初から燃費重視のマシンなので 乗って納得の大満足な軽自動車ですね
最低平均燃費19くらいだから伸ばそうと思えば28くらいいくんやないかな。

渋滞での燃費

田舎道の場合は渋滞になることは ほとんどないでしょうし信号もかなり少ないです。 しかし、都市部の場合は無駄に信号機がたくさんあり 渋滞も頻繁にあるでしょう。

 

なので、「田舎での燃費」と「都市部での燃費」は 同じミライースでもかなりの差が出てしまいます。

では、筆者のミライースが重体の中を走ったときに どれくらいの燃費になったかといえば「17.3km/L」でした。

高速での燃費

高速道路を走行したときの燃費は 「25.2㎞/L」くらいです。 ミライースは軽い車だからという理由で 車体が浮くような感じがするという意見があります。

 

筆者は良く高速を利用しますが 車体が浮くような感覚は無いです。

まあ、滅多にないですがダンプカーが高速で抜きにかかったとしても 同じような速度なので風圧にハンドルがとられるということもありません。

LA350Sミライースの燃費

ミライース(LA350S)の燃費はカタログ数値を見ると 35km/Lのようですね。 燃費については、アクセルの踏み方によっては 30km/Lに迫るらしいです。

 

筆者は、試乗をしたことがありますが 燃費は長い距離を走らないと本当の実力を知ることができません。

試乗した距離程度で燃費は語れませんが みんカラの情報を信用するとすれば、かなり満足する燃費のようです。

ミライース(LA350S)と旧型を比較

筆者はミライース(LA350S)の試乗を、したことがあります。

ミライース(LA350S)だけではなく 旧モデルのほうも乗っているので比較をしていきましょう。

【ミライース(LA350S)と旧型を比較】運転しやすさ

運転のしやすさですが、上級グレードになるとハンドルもチルト機能がついているので ハンドルの上下を調節することができます。 そう考えると、上級グレードのほうは 運転しやすくなっているかもしれません。

 

中間グレードを試乗した結果ですが とくに筆者が乗っている旧モデルと差は感じられません。

ただ、ウインカースイッチがワンタッチウインカーなので 慣れるまでは使いづらさを感じます。

筆者としては 旧モデルのウインカーのほうが好きですね。

【ミライース(LA350S)と旧型を比較】走り

実は初代ミライース(LA300S)と現行型ミライース(LA350S)のエンジンスペックは かなり違いがあります。 体感加速の違いを感じるのは 個人差がありますが、パワーの違いは明らかなので 乗り比べれば70%の人は気づくと思います。

 

微妙な違いではないのですが いずれにしても力不足というのはどちらも同じ。

とはいえ、勾配がきつくない坂道くらいなら アクセル50%でも普通に加速していきます。

ミライース4WDは燃費悪い?

ミライース4WDは2WDと比べると 車両重量が重くなっているので燃費は若干悪くなります。 2WDミライースの燃費「JC08モード35.2㎞/L」にたいして ミライース4WDの燃費は「JC08モード32.2㎞/L」となっています。

 

わずか「3㎞/L」の違いは 誤差の範囲内としか言えません。

わずか「3㎞/L」の違いは 運転のやり方でカバーできるでしょう。

つまり、カタログ上では差がありますが 実際の燃費は、特にさは感じられないということです。

まとめ

ミライースは新型も旧モデルも燃費のことを考えた車ですが 新型は燃費は当然ですが安全面にもこだわっている車といえます。 最近では10周年アニバーサリーという 特別限定車も登場したようですね。

 

確かに、ミライースが販売されてから 早いもので、10年が経過しています。

燃費の良い軽自動車で値段が安いモデルが欲しいという場合は ミライースを検討してみてはいかがでしょうか。