車の運転で燃費はどう変化する?燃費アップの秘訣を紹介
車の燃費を気にする人は まだ、多いのではないでしょうか。
確かに、令和に入って「燃費、燃費」と騒ぐのは 時代錯誤も甚だしいかもしれません。
しかし、安全性の次に欲するのは どう考えても燃費の良い車でしょう。
「この車、最近燃費が悪いなぁ」という場合は エンジンオイルや点火プラグの交換をおすすめしますが・・・
「新車なのに、燃費が悪い」とか「カタログ数値よりも、圧倒的に低い」という場合は 運転のやり方に問題がある可能性も考えたほうが良いでしょう。
本記事では、時代遅れと理解しつつも安全性よりも 燃費の良くなる運転についてお話していきます。
そもそも車の運転で燃費は変化する?
なので、メンテナンスが行き届いているにもかかわらず 燃費が悪いという場合は、運転方法を見直すべきだと言えます。
運転方法を見直し改善することで 燃費は大きく変化するのです。
カタログ数値は絶対出ないと思ったほうが良い!?
全ての車において公平な条件で計測するために 気温は20度、湿度は50%という条件に補正計算されているのです。
さらに、メーカーとしては好条件の下で計測をしたいので どうしても天候に関係ない室内で行われるのは仕方ないことでしょう。
燃費試験の運転を担当するのは運転のスペシャリストであり 「神の右足を持つテストドライバー」が行っていると言われています。
それでも、たまに一般人がカタログ燃費以上の燃費を 叩きだす場合もあるのですけどね(苦笑)
燃費アップ可能な運転の秘訣を紹介
メンテナンスをしているということを前提に 燃費が向上しやすい運転方法を一つ一つお伝えしていきましょう。
アクセルをゆっくりと踏み込む
前の車が発進したからと言って ガバッとアクセルを踏むのはNGです。
アクセルは、ユックリと踏みこむようにしたほうが 燃費が通常よりもアップしやすくなります。
なので、進行方向が青信号になるまで 発進しないようにして、落ち着いてアクセルを踏むようにしましょう。
一定の速度で走行
卓上の空論でいえば、制限速度が40キロなら 40キロピッタリで走行し続けたほうが燃費に良いです。
ですが、実際に運転すると40キロジャストをキープするのは 中々難しい場合が多いです。
なので、±5キロを目安に 出来る限り一定の速度を保ちながら走行するほうが良いでしょう。
もちろん、誤差は少なければ少ないほど良いです。
不要な荷物を下ろす
積載しているに持つが重ければ重いほど 燃料が消費されやすくなるのです。
車の中に不要と思われる荷物や 滅多に使わない荷物があればおろすのも一つの方法と言えますね。
エンジンブレーキを活用する
CVT車でもエンジンブレーキは効きますが 筆者のミライースはDレンジのままでも強いエンジンブレーキがかかります。
なので、エンジンブレーキは多用しているほうなのですが エンジンブレーキは車種によっても効き方はバラバラみたいですね。
実はルート選びも燃費に直結する!
一番、燃費が悪化する原因は 道に迷うことです。
渋滞を避けるために抜け道と思って通ると 全く違う道に出てしまうということも良くあります。
クーラーは使わないほうが燃費のため?!
よく、暖房を使うと燃費が悪化するという意見がありますが 暖房はエンジンの余熱を利用しているので燃費には直接的な関連性はないのです。
車のメンテナンスで燃費を向上させる!
筆者の場合は、エンジンオイルやエアクリーナーなどや 点火プラグについてもメーカー指定の走行距離・期間で交換をするようにしています。
また、メンテナンスをしていくことにより 燃費だけではなく車が長持ちするというメリットもあるのです。
車のメンテナンスについては色々とある中で 燃費に関係しそうな項目だけを絞って紹介していきます。
エンジンオイルやオイルフィルターを定期的に交換する
エンジンオイルやオイルフィルターなどを 定期的に交換することは新車のころの燃費を維持しやすくなります。
エンジンオイルには、以下のような作用があります。
それぞれ、一つ一つ紹介していくことにしましょう。
冷却作用
水温が100度を超えるようなエンジンを冷却するために エンジンオイルはエンジン内部を血液のように流れているのです。
エンジンオイルはクランクシャフトなど 各パーツ間を循環し熱を吸収しています。
余計な熱を吸落ちることにより 走行性能の低下やエンジンの焼き付きを防いでいます。
潤滑作用
シャフトやピストンやピストンリング、シリンダーなど 激しく動作したり擦れ合ったり擦るパーツは エンジンオイルにより滑らかさを維持させる事が大切といえます。
密封作用
こうした機密性が維持されていない場合はガソリンの燃焼効率が下がってしまい 車の持つ本来の性能を発揮できなくなります。
そして、燃焼ガスが外へと排気されると 環境にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
さらに、排出された油が固まりエンジン内部で スラッジが生成されて、色々な問題を引き起こす原因になります。
防錆作用
エンジン内部を錆びないようにするためには エンジンオイルが油膜を張り、金属パーツの表面に膜を張って サビないようにしているのです。
清浄作用
エンジンオイルはスラッジや細かい金属片を吸着し オイルフィルターを通して汚れを除去しています。
長く同じエンジンオイルを使っていると清浄作用が正常に作用しなくなり エンジンのパフォーマンスも低下していきます。
一番影響されるのは、燃費面ですね。
エアクリーナーを定期的に交換する
エンジン内に送り込む空気と微粒子を分けるためにフィルターなので 汚れがひどくなってきたら交換をしないといけません。
汚れがひどくなってくるとフィルター部分が目詰まりを起こし エンジン内部に送り込まれる空気も少なくなってしまいます。
さらに、エアクリーナーが汚れ目詰まりを起こした状態で使い続けると ろ過する過程で空気の流れは大きな抵抗を生み出してしまうのです。
「軽自動車は、こんなもん」と思って そのままにする人も多いですが・・・
エアクリーナーが汚れているなら新しいものに交換すれば 燃費も元に戻りますし加速も本来のものとなるでしょう。
点火プラグを定期的に交換する
たとえば、時速50キロで走行するために正常なプラグよりも 劣化したプラグのほうがたくさんアクセルを踏まないとダメだということです。
タイヤの空気圧をチェックする
ただ、空気圧が高すぎるとのはダメで タイヤの寿命を知事める可能性があります。
更に空気圧が高すぎるとタイヤの消耗が激しくなるし ブレーキの利きも悪くなるので、若干指定よりも高めにするようにしましょう。
逆に、タイヤの空気圧が指定よりも低めの場合は 燃費は悪くなります。
なぜなら、タイヤの設置面積が増えるからです。
まとめ
ただ、古すぎるモデルに乗っている場合は 車に思い入れが無い限りは、新型のモデルに乗り換えるという方法もあります。
本記事を参考に、燃費のことを考えた運転や カーケアを考えて見てはいかがでしょうか。