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マニュアル車とCVT車はどっちが燃費良い?運転方法でも違いがある?

最近は、マニュアルトランスミッションを搭載した車種が減り CVTを搭載した車種が増えてきていますね。

今でもマニュアルトランスミッションが選べる車種もありますが CVTと比べて燃費はどうなのか気になりませんか?

本記事では、マニュアル車MT車)とCVT車のどちらが燃費が良いのかや マニュアル車が加速が遅く燃費が悪いといわれる理由についてもお伝えしていきます。

マニュアル車CVT車はどっちが燃費良い?

結論を言えば、マニュアル車のほうが まだまだまだまだ、圧倒的に燃費が良い走りができると筆者は考えています。 CVT信者が多い世の中なので ネット情報にもマニュアル車のデメリットが 多く記載されていることがあるのです。

 

筆者は、マニュアル車も長期間運転していたこともありますが やはり、燃費は大変良かったと思い出します。

ただ、筆者が運転していたというのは H7年式の車であり、当時は新車だったのです(笑)

その時の車で、燃費は現在のミライースよりも はるかに燃費が良かった軽自動車だったのですからすごいとしか言えません。

さて、マニュアル車CVT車では 車両重量が大きく異なります。

ワゴンRを例にしてみると 車両重量は以下の通りです。

ワゴンR HYBRID FZ2WD・CVT:790kg ・ワゴンR FA 2WD・CVT:730kg

 

以上の通り、60kgの差があります。

重量は燃費にも大きく影響されるので こういう部分から見てもCVTは不利な状況にあるのです。 さらに、CVTに対してマニュアル車は自分の好みの回転数を選べるので 燃費の良い運転も可能になるということになります。

 

CVT車よりマニュアル車のほうが有利な理由

筆者は、マニュアル信者でもあります(笑) しかし、CVTの良さというのも 十分理解したうえでマニュアル車の良さを発言しているのです。

 

乗ったことがないマニュアル車について デタラメを記載しているわけではありません。

CVTは加速が悪いというデメリットもありますし アクセルを踏んだ数秒のレスポンスが悪いというのは 一般的に知られている部分でもあるでしょう。

車好きでCVT車に乗るしかないという人が スロットルコントローラーをつける多くの理由が発進が遅いから。

これに尽きます。

また、AT車の場合はCVTよりも最悪で 意図しないところで回転数が上がったり 変なところで変速したりする欠陥品でした。 CVTやATは自動で変速されるので 燃費の良い運転をする方法というのは実は難しいのです。

 

共通して言えるのは、CVT車もマニュアル車一定の速度に保てば、燃費はよくなるということ。

やってはいけないことですが マニュアル車は走行中にニュートラルにすることができます。

前方の信号機が黄色に変わったところで ニュートラルにして惰性で走行し停止線まで行くという方法が使えます。

ちなみに、CVTで同じことをしても 燃費は良くなりませんし危険なのでやめたほうが良いです。

運転方法でも違いがある?

結論を言えば、マニュアル車で燃費の良い運転をするには いろいろなテクニックが必要です。 CVT車とマニュアル車の運転方法が同じだという人は ほぼ、いないのではないでしょうか。

 

筆者がマニュアル車を運転するときは ギアの変速をするために左手は ほぼシフトレバーの上に置いています(本当はダメ)

CVT車を運転するときは 両手でハンドルを持っています(当たり前)

まあ、こういう冗談はさておき CVT車とマニュアル車では若干の運転方法は変えたほうが良いです。 先ほども説明しました、ニュートラルにするテクニックは マニュアル車では積極的に使うほうが良いかもしれません。

 

ただ、長い下り坂の場合はCVT車もマニュアル車エンジンブレーキを使うほうが良いです。

下手にニュートラルにすると 危険な状態になるのでやめたほうが良いでしょう。

つまり、マニュアル車で燃費が悪いとか加速が悪いというのは 運転技術そのものが、未熟である証明。 本来は、CVTよりも燃費よく走ることができるので ぜひ、マニュアル車でエコな運転を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

とはいえ、いくら運転がうまくてもマニュアル車は ハイブリッド搭載車にはかないませんが(汗)

マニュアル車が加速が遅く燃費が悪いといわれる理由

マニュアル車が加速が遅く燃費が悪いといわれる理由は 操作が面倒という部分もあるのではないかと筆者は予想します。 筆者の場合は、マニュアル車のほうが車を操っているという感覚があり どんな車でも楽しく運転ができるのです。

 

しかし、CVT車はマニュアル車よりも手軽に運転できるため 燃費が良い走りができていると錯覚しやすいのかもしれません。

さらに、マニュアル車は運転技術が高くなければ CVT車よりも加速が悪く燃費も悪いという事実はあるのでしょう。

人によっては、加速はCVT車よりもよく 燃費も高い数値をたたき出しやすいので こればかりは、運転技術によるとしか言えませんね。

まとめ

マニュアル車CVT車ではどちらが燃費が良いのかといえば それは、運転のやり方によっても大きな違いがあるということになります。 マニュアル車CVT車では燃費の良くなる運転方法は 少し違いますが、どちらにしてもマニュアル車のほうが CVT車よりも有利な面はまだまだあるように感じます。

 

ただ、メーカーがマニュアル車を販売しなくなっているのは 燃費や環境に関することが理由ではありません。

どちらかといえば、多くのユーザーが運転が簡単なCVTを求めているので CVT車がどんどん増えているという結果になっているのだと感じます。

つまり、マニュアル車は運転技術によって燃費や加速が良くなりますが 誰もが同じ結果を出せないのでマニュアル車は減少傾向にあるということです。

誰が運転しても似たような結果を出せるはCVTの強みであり 燃費重視の人にとっては最適な車なのでしょう。