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スロットルコントローラで燃費は良くなる?実際に取り付けて試してみた

車のチューニングというのは 燃費が悪化すると思われることが多いです。

しかし、上手く使用することでチューニングパーツでも 燃費を向上させるアイテムに早変わりすることもあります。

本記事では、スロットルコントローラで 燃費は良くなるのかどうかについてお伝えをしていきます。

そもそもスロットルコントローラとは?

スロットルコントローラとは車好きの間では 「スロコン」とも呼ばれているチューニングアイテムの一つです。 スロットルにワイヤーが付いていた時代の車では ワイヤーの調整ナットを利用してワイヤーの張り具合を調整し アクセルレスポンスの調整をしていました。

 

筆者もスロットルにワイヤーが付いていた時代は ワイヤーを張りアクセルの遊びを、限りなく無くしていたものです。

ただ、ディーラーに整備を出すたびに 元に戻されていましたが(笑)

スロットルコントローラは電子制御式スロットルを搭載している 現在の車に取り付けて、アクセルレスポンスを向上させる目的のパーツです。

そもそもスロットルコントローラの使い方を知らない人が多い

「スロットルコントローラはアクセルをうまく使えないヘタクソが付けるパーツ」 「スロットルコントローラは意味が無い」 などなど、スロットルコントローラについて 色々と調べると、そのような書き込みが目につきます。

 

確かに、スロットルコントローラは車の性能は上がりませんし 軽自動車の発進の鈍さは解消されません。

しかし、アクセルの反応は確実に上がるので それなりにアクセルレスポンスは向上します。

また、正直な話ですが、実際にアクセルをうまく使いこなせている人は 残念ながら、プロのレーシングドライバー以外は皆無です(笑) 偉そうに、以上のような書き込みをしている人でも アクセルをうまく使いこなせていないのが現状。

 

スロットルコントローラは、アクセルの踏み方をいろいろと変えたけど しっくりこなかった人が取り付ける最終手段のパーツだと筆者は思うのです。

スロットルコントローラはパワーアップアイテムではない!

スロットルコントローラは車の性能が上がるパーツではなく レスポンスを上げるパーツなのです。 もう少しアクセルの反応を上げたいという場合に スロットルコントローラを使うのがベストだと言えるでしょう。

 

多くのスロットルコントローラには燃費を向上するためのダイヤルと アクセルのレスポンスを上げるダイヤルがあります。

筆者は、ピボットの型落ちスロットルコントローラをミライースに取り付けていますが アクセルレスポンス最大にして利用しています。

車の性能が上がるわけではないので 特に使いにくさは感じません。

スロットルコントローラで燃費は良くなる?

筆者のスロットルコントローラを基準に言えば 全く変化はありません(笑) そもそも、車の性能が上がるわけではないアイテムが 燃費に影響するはずがないのです。

 

スロットルコントローラを燃費重視にすると アクセルレスポンスは通常よりもモッサリした走りになります。

燃費重視に設定したスロットルコントローラで走行すると アクセルレスポンスが非常に悪くなるので 余計にアクセルを踏んでしまうのです。

その結果、余計に燃費は悪化するという感じになりますが 逆に、燃費が良くなるということはほぼありません。

筆者の場合は、アクセルレスポンスが良くなる方向に数値を最高モードにして 走行をしていますが、燃費は標準と変わりは無いですね。
ただ、筆者の場合はレスポンスが良くなったことに満足をしているので 燃費重視に設定した状態では、余計に燃費が悪化するのです。 人によっては、制御をすれば燃費が向上するかもしれませんが 筆者の場合は逆に悪くなるという結果になりました。

 

実際に取り付けて試してみた

スロットルコントローラを取り付けるのは 比較的簡単な作業で完了します。 電子制御式スロットルを搭載している車なら アクセルに付いているコネクターを外し スロットルコントローラのコネクターを間にかますだけです。

 

自分で作業をするのが楽しいと感じる人なら 作業は、ものの数分程度で終わってしまうでしょう。

車に取り付けをするのが趣味という人にとっては 少し物足りないパーツになります。

まとめ

スロットルコントローラを取り付けたからと言って 燃費が良くなるということはありません。 目的もなしで、スロットルコントローラを買うことは お金の無駄としか言えないのです。

 

もし、あなたがお金が余っていて目的もなく燃費向上だけを考え スロットルコントローラを買おうと思うなら どうか、以下の広告から買っていただきお金をどぶに捨ててください(笑)