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スズキ・ツインの燃費はどれくらい?評判と運転しやすさも紹介

スズキ・ツインは、2003年1月に販売された軽自動車初の ハイブリッド車です。

ツインは全長「2,735mm」という一般的な軽自動車よりも 短めの車で、最小回転半径は軽トラックと同じでの3.6mとなっています。

ハイブリッドとしては破格の値段で 当時は新車で「ハイブリッドA」が129万円。

「ハイブリッドB」が139万円と メチャクチャ安い値段で販売されていたのです。

本記事では、スズキ・ツインの燃費や運転しやすいかどうかなども紹介していきます。

スズキ・ツインの燃費はどれくらい?カタログ燃費と実燃費も紹介

出典:カーセンサー

スズキ・ツインの実燃費は「e燃費」を参考にすると 「24.78km/L~27.37km/L」です。 ちなみに、カタログ燃費は 10・15モードで「34km/L」だったようです。

 

現在の車と比較することはできませんが スズキ・アルトハイブリッドと比較してみましょう。

燃費だけは、今でも通じるものがありますが アルトハイブリッドはWLTCモード「27.7km/L」なので ツインの実燃費と、ほぼ同じになっています。

ツインのモーターは最大出力5kWでアルトハイブリッドは 最大出力1.9kWなので、ツインのほうがパワーがあるように感じます。

アルトは4人乗りですが、ツインは2ドア2人乗りです。

1人で乗ることが多いという場合は ツインでも良さそうな感じがします。

スズキ・ツインの評判

出典:カーセンサー

デザインについては「ユニークで楽しいスタイル」という声もあり エクステリアについての不満はほとんどないみたいです。 筆者自身も、ツインを見たことがありますが 丸っこい感じの、可愛らしいデザインで 見た目も未来的な印象が強かったと思われます。

 

ハイブリッド車は他のメーカーもスズキの後に販売していますが 200万越えの金額で販売しています。

スズキ・ツインの場合は、色々なものをそぎ落としているので 価格は200万円以下で新車を買うことができたのです。

なので、インテリアについては 期待なんて、できるわけがありません。

電動可倒式や電動ミラーは付いていませんし パワーウインドウなんてものもありません。 燃費だけにこだわるなら スズキ・ツインは最適な車になるでしょう。

 

スズキ・ツインの車両重量は 驚きの「600kg」です。

ダイハツミライースでも一生懸命、軽量化のために樹脂などを使って 車両重量は「650kg」です。

スズキ・ツインと比較しても 50kgの差がありますね。

その軽さゆえに、キビキビした走りを楽しむことができるのです。 ツインは改造するベース車両としても人気があり ターボ化に改造して楽しんでいる人もいます。

 

つまり、スズキ・ツインの評判は 悪くないということです。

スズキ・ツインの中古相場は?

出典:カーセンサー

スズキ・ツインは生産終了しているので 中古でしか買うことができません。 ただ、古い車はプレミア価格になっていることが多いので 値段は、かなり高いと思ったほうが良いでしょう。

 

スズキ・ツインも例外ではなく 中古相場が高いですね。

カーセンサーだけを参考にしたのでツインハイブリッドに限定すると 日本全国で見ても3台しかありませんでした(笑)

スズキ・ツインの中古相場は 「65万円~110万円」となっています。

スズキ・ツインのは運転しやすい?

出典:カーセンサー

スズキ・ツインはフロントウインドウが広いので フロント視界は良いと言えます。 ただ、スズキ・ツインはボンネットは丸まったデザインなので 運転席からはボンネット先端が見えません。

 

見切りは良いとは言えませんが 全長は一般的な軽自動車よりも短いので 駐車場での切り返しは問題ないでしょう。

リアウインドウも思ったほど狭くないため 見通しは良いと言えます。

死角が無いとは言えませんが 後方が見にくいということもありません。 それでも後退するのが不安だという場合は 後付けでバックカメラを取り付けるという方法もあります。

 

運転席と助手席の窓は 手で回すというスタイルなので 慣れないうちは不便に感じるかもしれません。

まとめ

スズキ・ツインはユニークなデザインが特徴で 手軽に買うことができるハイブリッド車です。 加速については、キビキビとした走りが期待できるので 一般的な軽自動車よりもストレスはたまりにくいかもしれません。

 

ただ、ハイブリッド車はパワーウインドウや電動パワーステアリングなどが 装備されていないので、覚悟が必要です。

どうしても、パワーウインドウが欲しいという場合は 「ガソリンA」のグレードのパーツを買って 自分で取り付けるしかないでしょう。

変わり種の車が欲しいという場合は スズキ・ツインを検討してみてはいかがでしょうか。